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  坂井橋・六把野・北大社(三岐鉄道・北勢線)

1.坂井橋

 

2.六把野

 

3.北大社

【駅概略】 ※2005年3月26日廃止

[坂井橋]北勢線・在良駅から西へ0.9kmの地点にあった駅。員弁川に架かる坂井橋の北に1面1線の簡素なホームがあった。

[六把野]北勢線・穴太駅から西へ1.1kmの地点にあった駅。東員町のほぼ中央にあり,1面1線のホームを有した。

[北大社]北勢線・穴太駅から西へ2.3kmの地点にあった駅。北勢線の中枢駅で車庫もあり,2面3線のホームがあった。

三岐鉄道・北勢線のスピードアップや利用客増加に向けた取り組みの一環として,2005年3月26日付で坂井橋駅は西に約500m移転し星川駅として新装開業,北大社駅は六把野駅とともに東員駅に統合され信号場に格下げされた。新しく開業した東員駅には無料の駐車場が整備され,乗客増加に一役買っている。

 

【駅データ】 ※現在は廃止

駅名

坂井橋(さかいばし)

所在地

三重県桑名市大字額田1609
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1914年4月5日(北勢鉄道として)

乗客数

267人(2003年5月15日調査)

駅名のルーツ

駅名

六把野(ろっぱの)

所在地

三重県員弁郡東員町大字六把野新田字花の池303-1
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1914年4月5日(北勢鉄道として)

乗降客数

371人(2003年5月15日調査)

駅名のルーツ

駅名

北大社(きたおおやしろ)

所在地

三重県員弁郡東員町大字大木字西把野1930
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1914年4月5日(北勢鉄道として)

乗降客数

198人(2003年5月15日調査)

駅名のルーツ

 

【停車本数データ】 ※現在は廃止

 

坂井橋

六把野

北大社

1925年4月(北勢鉄道)

11往復

11往復

11往復

1978年

49往復

45往復

45往復

2003年3月

42往復

42往復

42往復

 

【訪問記】(2006年3月)

西桑名駅から三岐鉄道北勢線に乗車。10分ほどで在良駅に到着し,そこから西に向けて歩き出す。落ち着いた住宅街を抜け,国道421号線に出てさらに進み,「坂井橋」という交差点の手前で右に折れると,そこにはホームの剥がされた坂井橋駅跡があった。バラストは真新しく,電柱も真新しい。駅前商店もあるが,すでに「駅跡前」商店と成り果てた今はあまりにひっそりとしている。

国道に戻り,北勢線を跨線橋で渡ると,その左手に坂井橋駅に代わって開業した星川駅がある。商業施設の一角にあり,駐車場もある。住宅の建て込んだ狭苦しい場所にあった坂井橋駅とは対照的だ。

星川駅から普通電車に乗り,2駅目の穴太駅で下車。そこから北勢線の南側を通る開放的な道を西に向かい,踏切を渡って北勢線の北側にまわってさらに行くと,六把野駅跡地に出た。こちらもバラストや電柱が真新しい。駅周囲にはだだっ広い駐輪場が整備されているが,廃駅となった今では自転車が全くとめられておらず,侘しさを募らせている。

そのままさらに西に向かうと,消防署の前に真新しい東員駅が現れた。田園地帯のただ中にあり,広い駐車場と駐輪場が完備されている。一通り瞥見したあと,北勢線の北側を走る細い道をさらに西に向かい,北大社駅跡に到着した。

北勢線の中枢駅だっただけに駅構内はかなり広く,車庫もある。廃止前にはこの駅発着の列車も多く設定されていた。旅客扱いをやめた今も信号場として活躍しており,坂井橋駅や六把野駅との格の違いを見せ付けられた気がした。


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