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  土佐北川(JR四国・土讃線)

1.駅全景(穴内川の河原から)

 

2.ホーム(阿波池田方面をのぞむ)

【駅概略】

JR土佐山田駅から北へ4駅,18.0kmの地点にある無人駅。当初は普通列車でも通過するものが多かったが,現在は全普通列車が停車する。また,1986年の線路付け替えにより,現在は穴内川に架かる鉄橋の上に駅がある。駅周辺は穴内川とそれに並行して国道32号線が走るだけで,民家は数えるほどしかない。

 

【駅データ】

駅名

土佐北川(とさきたがわ)

所在地

高知県長岡郡大豊町久壽軒
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1960年10月1日

乗降客数

駅名のルーツ

この地が川の北側だけに開けた集落であるところから。

 

【停車本数データ】

1961年10月

4往復

1968年12月

3往復

1987年4月

8往復

2006年3月

8.5往復

 

【訪問記】(2006年3月)

新改駅から普通列車に乗車。30分ほど揺られ,定刻15時2分に土佐北川駅に到着した。

ここからはこの辺りに残る土讃線の旧線跡を探索するつもりだったが,高知駅で仕入れた駅弁をまだ食べていない。予定をあっさり変更し,穴内川の河原に降りて遅い昼食を取ることにした。

満腹になったところで駅周辺の散策に出る。駅の南側を東西に走る舗装路には「久寿軒小学校,ここから東へ3km」という看板がある。そこから東方を見てみるも,この舗装路はますます深い山中に吸い込まれるのみで,小学校もあるような大きな集落はありそうにない。これは異常に心惹かれる。ついつい足がそちらに向かいかけたが,「ここから3km」と書いてあるのですぐに諦めた。

土讃線の鉄橋には歩道が併設されている。そこを通って穴内川の対岸に渡ると,そこには国道沿いに2,3軒の民家があった。そのうちの1軒で飼われている犬が吠えてうるさい。

それにしても,なぜこんなところに駅があるのだろう? 実に不思議だ・・・・・・。

そこから国道を南下し,駅前の舗装路との分岐点を越えてさらに南下すると,ものの見事に荒れ果てた廃屋の前に高知県交通のバス停があるのに気づいた。何気なく時刻表を見てみると,うまい具合にもうじき大杉方面行きのバスがやって来るではないか。

大して味わいのない土佐北川駅とその周辺の散策にうんざりしていたので,またまた予定を変更してこのバスに飛び乗ることにした。目指すは大杉駅近くの杉の集落にある大杉である。


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