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  長門本山(JR西日本・小野田支線)

1.長門本山駅に停車中の電車

 

2.ホーム側から

【路線概略】

本山炭鉱で産出する石炭輸送を目的に開業した宇部電気鉄道が前身。当時は長門本山からさらに先まで線路が延びていた。宇部鉄道,国鉄時代を経て,現在にいたる。小野田線には居能−小野田間もあり,長門本山方面は支線的存在。最近まで旧型国電クモハ42が走っていたことでも有名。

 

【路線データ】

 

営業キロ

運行本数

1944年12月
(国鉄宇部西線)

雀田−長門本山2.3km

12往復

1956年12月(国鉄)

雀田−長門本山2.3km

?往復

1968年12月(国鉄)

雀田−長門本山2.3km

22往復

1987年4月

雀田−長門本山2.3km

11往復

2005年6月

雀田−長門本山2.3km

5往復

 

【駅データ】

駅名

長門本山(ながともとやま)

所在地

山口県山陽小野田市小野田
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1937年1月21日(宇部電気鉄道本山駅として)

乗降客数

駅名のルーツ

モトヤマとは神功皇后が「長門の基いをなす山」としたことからという伝説があるが,これは「山の根元」のことであろう。

 

【乗車記】(2004年9月)

宇部新川から,長門本山行き一番列車に乗る。三角形型の雀田を出ると,電車はついに本山支線に入る。期待に胸がふくらむ。

終点の一つ手前・浜河内で女性が下車。車内に一人取り残され,終着駅に向かう気分が盛り上がる。そしてついに終点・長門本山に到着。電車を降りると,そこにはこっちの勝手な期待を決して裏切らない,味わい深くて終着駅のお手本のような光景が広がっていた。

すぐに発車した折り返し電車を見送り,周囲を散策する。駅のすぐそばに海があり,潮の香りが漂ってくる。またまた終着駅の雰囲気を盛り上げる演出。すっかりこの駅が気に入ってしまった。

午前中の最終電車がやってきた。高校生が線路を横切り,最短距離で駅に集まってくる。さっきまでの静寂を打ち破り,彼らの元気な声が響き渡る。

まもなく発車時刻だ。もう少しここにいたい。けど,後ろ髪を引かれる思いで雀田行きに乗り込んだ。


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