ホーム > 途中駅の情景 > 万博会場


  万博会場(愛知高速交通・東部丘陵線)

1.駅全景

 

2.迎えにやって来た列車

【駅概略】 ※2006年4月1日駅名改称

日本初の磁気浮上式鉄道として開業した愛知高速鉄道・東部丘陵線(リニモ)にある高架駅。その名の通り,2005年に開催された愛知万博(愛・地球博)の最寄り駅で,リニモの開通・出発式典も行われた。2006年4月1日から駅名が「愛・地球博記念公園」に改称されている。

 

【駅データ】 ※2006年4月1日駅名改称

駅名

万博会場(ばんぱくかいじょう)

所在地

愛知県愛知郡長久手町大字熊張
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

2005年3月6日

乗降客数

駅名のルーツ

 

【停車本数データ】

2005年8月

91.5往復

 

【訪問記】(2005年5月)

名古屋での所用を終えた翌日,愛知万博を訪れた。

地下鉄東山線で藤が丘に到着。ここでリニモに乗換えとなる。改札を出てリニモ乗り場に向かうと,案の定,大行列ができていた。が,今日は平日。これでもマシなほうだろう。

行列は意外とスムーズに流れ,いよいよリニモに乗り込む。幸か不幸か,座れてしまった。「なんだ,空いてるじゃないか」と思っていると,これがなかなか発車しない。結局,通路に立ち客をぎっしり詰め込んでからリニモは静かに動き出した。

初めて乗る路線だからじっくり車窓を眺めたいところだが,全く見えない。日本初という浮上式鉄道の乗り心地も漠然としている。万博輸送対策としてのリニモより,日常の交通機関としてのリニモのほうに興味があるから,また乗りに来ようと思う。幸い,万博終了後も地域の足として活躍するそうだ。

ようやく万博会場駅に到着。リニモは乗客を一気に吐き出し,やれやれといった表情だ。一方,吐き出された乗客たちは一目散に高架駅を飛び出し,万博会場入り口で再び大行列をなした。

以後,パビリオンごとに大行列に並ぶ羽目となる。これほど長い間おとなしく待てるなんて,人間はなんて偉大な動物なんだろう,と思う。と思いながらも,自分もあちこちで行列をなし,万国の産物を鑑賞してまわった。

時間が経つのも忘れて万博を楽しみ,ついに帰るべき時間となった。再びリニモに乗って帰途につくことにする。切符を買って改札を通り,万博会場駅のホームで本日最後の行列に並んだ。その背後では,万国をあまねく照らす太陽が美しく輝いていた。


ホーム > 途中駅の情景 > 万博会場