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  学田(JR北海道・富良野線)

1.富良野方面をのぞむ

 

2.美瑛方面をのぞむ

 

3.駅全景

【駅概略】

JR富良野駅から富良野線を1駅,2.3kmの地点にある無人駅。民家の点在する田園地帯に1面1線の非常に簡素なホームと物置小屋のような待合室がぽつんとある。普通列車でも一部は通過する。

 

【駅データ】

駅名

学田(がくでん)

所在地

北海道富良野市西学田二区
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1958年3月25日

乗降客数

駅名のルーツ

このあたりが札幌農学校の演習田畑にあてられていたことによる。

 

【停車本数データ】

1961年10月

11往復

1968年12月

7.5往復

1987年4月

7往復

2001年3月

7往復

2016年4月

8.5往復

 

【訪問記】(2016年9月)

2016年度JR北海道廃止予定駅訪問シリーズ第2弾。JR北海道が経営立て直しのため、極端に利用の少ない18駅の廃止を打ち出した。こうした駅は非常に魅力的な駅であることが多く、きわめて衝撃的かつ残念な話ではあるが、廃止が覆される可能性は低いと思われる。とにかく、廃止される前に訪問しておきたい。18駅のうち、東山姫川蕨岱、北豊津、東鹿越稲士別上厚内糠南下沼の9駅は訪問済みなので、残る9駅を訪問するプランを考え、さっそく実行に移すこととする。

第2弾は島ノ下駅。所用を終えた私は、名寄駅から札幌行きの特急列車に乗り、旭川駅で富良野線に乗り換えて、富良野駅に12:40に到着した。ここから島ノ下駅まで歩き、島ノ下駅15:57発滝川行きで帰路に就くプランを考えていたが、富良野駅の構内放送でとんでもないことが聞こえてきた。なんとなんと、富良野から滝川方面への列車は、富良野駅17:47発まで運休だというのだ。先月相次いだ台風の影響で、新得方面は線路が被害を受けて不通になっていたのは知っていたが、滝川方面まで影響が出ているとは知らなかった。線路は大丈夫なのに運休なのは、列車運用上の都合によるのだろう。

思いがけず時間ができたので、どうやって暇をつぶすか考える。最近のJR北海道の動向を考えると、現時点で確定情報や噂は出ていなくても、廃止の危険性がある駅は一つでも訪問しておきたい。時刻表を調べると、富良野線の学田駅ならうまい具合に訪問できることが分かった。学田駅には不本意だろうが、今から暇つぶしで訪問することにする。

富良野駅13:38発の普通列車で今来た線路を引き返し、3分で学田駅に到着、下車した。降り立ってみると、ホームは板を並べただけの非常に簡素な造りで、しかも非常に短い。1両分しかなさそうだ。待合室もあるが、まるで物置小屋のように小さく簡素である。こうした状況は、北海道によくある仮乗降場上がりの駅を彷彿とさせるが、調べてみると、学田駅は開業当時かられっきとした一人前の駅だったことが分かった。そうなるとこの簡素ぶりがよく分からない。

駅の周囲を見渡す。駅の北西側は線路に沿って細長く樹木が並んでいる。防風または防雪目的の鉄道林と思われる。駅の周囲は民家の点在する田園地帯で、美しい風景で有名な富良野と言えど、特筆すべきことは見当たらない。

10分も滞在すると早くもやることがなくなってしまった。ここからいったん富良野の市街地に戻り、本来の目的地である島ノ下駅に向かうことにする。すべて徒歩の行程となるが、時間はたっぷりあるので構わない。途中、フラノマルシェで一服しようと思う。


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