ホーム > 途中駅の情景 > たびら平戸口


  たびら平戸口(松浦鉄道・西九州線)

1.たびら平戸口駅

 

2.寺院と教会の見える風景(平戸)

【駅概略】

松浦鉄道のほぼ中間にある駅。田平町にあるが,平戸への最寄り駅としてこの駅名がついている。駅舎には「鉄道博物館」も併設され,駅横には「日本最西端の駅」の碑もある。ただし,現在は厳密には2003年に開業した沖縄都市モノレールの那覇空港駅が日本最西端である。

 

【駅データ】

駅名

たびら平戸口(たびらひらどぐち)

所在地

長崎県北松浦郡田平町山之内免
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1935年8月6日(国鉄伊佐線平戸口駅として)

乗降客数

436人(1999年現在,1日平均)

駅名のルーツ

平戸市へ雷ノ瀬戸を隔てた九州からの入り口であることから。

 

【停車本数データ】

 

佐世保方面

伊万里方面

1944年12月(国鉄松浦線・平戸口駅)

9往復

8往復

1956年12月(国鉄松浦線・平戸口駅)

9往復

8往復

1968年12月(国鉄松浦線・平戸口駅)

13往復

11往復

1987年4月(JR九州松浦線・平戸口駅)

9往復

8.5往復

2005年7月

25.5往復

18往復

 

【訪問記】(2004年9月)

本当は高千穂鉄道を訪問するつもりだったが,台風18号の影響で予定が狂ったので何となしに松浦鉄道にやって来た。見上げれば台風一過の晴天が広がっている。

もと日本最西端の駅ということでたびら平戸口駅で下車した。が,駅名からして,平戸を表敬訪問しておきたい。というのは嘘で,異国情緒あふれる平戸を純粋に見物してみたい。そこで駅前をやや下ったところからバスに乗り,平戸に渡った。

地図を片手に平戸の街を散策する。古来から大陸交流の玄関口として栄えただけあって,教会やオランダ橋など確かに異国情緒が漂う。そして何より,下手に観光地化されていないことに好感が持てた。

ぶらぶら歩いたあと,再びバスに乗って平戸大橋を渡り,駅に戻る。ここでようやくたびら平戸口駅をじっくり観察する。駅舎すぐ横に「日本最西端の駅」と書いた碑がある。いまだ「最西端」を名乗っているらしい。「モノレールの駅など知らねぇ」といった態度だ。

松浦鉄道に転換されてから列車本数が大幅に増えたこともあり,駅はそれなりに人々が行き交い,それなりに活気があった。「最西端」かどうかはともかく,今後もこの調子で頑張ってほしいなと思った。


ホーム > 途中駅の情景 > たびら平戸口