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  久保町・築地橋・築港町(南海電気鉄道・和歌山港線)

1.久保町

 

2.築地橋

 

3.築港町

【駅概略】 ※2005年11月27日廃止

南海和歌山港線(和歌山市−和歌山港)にあった3つの中間駅。いずれも利用客の減少が続き,近年では一日の平均利用客数が100人を割っていたため,大量輸送機関としての鉄道の特性を喪失しているとして,2005年11月26日をもって廃止された。

 

【駅データ】 ※現在は廃止

駅名

久保町(くぼちょう)

所在地

和歌山県和歌山市久保町4-48-2
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1956年5月6日

乗降客数

82人(2004年現在,1日平均)

駅名のルーツ

駅名

築地橋(つきぢばし)

所在地

和歌山県和歌山市築港1-4
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1956年5月6日

乗降客数

45人(2004年現在,1日平均)

駅名のルーツ

駅名

築港町(ちっこうちょう)

所在地

和歌山県和歌山市築港6-6
駅周辺の地形図
へ(国土地理院提供)

開業

1956年5月6日(旧・和歌山港駅として)

乗降客数

38人(2004年現在,1日平均)

駅名のルーツ

 

【停車本数データ】 ※現在は廃止

2005年8月

24往復(3駅とも)

 

【訪問記】(2004年12月)

南海の3つの駅が来年中に廃止になると聞いてやって来た。うまい具合にさいころの旅で使った「スルッとKANSAI 3dayチケット」が1日分余っている。

何の計画も立てないまま,南海・和歌山市駅に到着。すぐに出る和歌山港線の列車はないことを確認し,改札を出た。

向かうは久保町駅。地図は持っていないが,線路沿いに歩けば何とかなるだろう。案の定,15分も歩くと駅の匂いを察知。久保町駅に着いた。

これ以上ないほど簡略化された駅だ。真上を国道26号線が通じており,なかなか騒々しい。が,この駅だけは周りの喧騒にも我関せずといった感じで超然と構えているように見えた。

和歌山港行きはまだ来ないので,次の築地橋駅に向かって歩き出す。地図は持っていないが,線路沿いに歩けば何とかなるだろう。案の定,15分も歩くと駅の匂いを察知。築地橋駅に着いた。

久保町駅よりはやや落ち着いた感のある駅だ。短いながらもホームに屋根もついている。が,利用客は久保町駅の約半分である。

ほどなく和歌山港行きがやって来た。ガラガラの車内に飛び乗って1分,座る間もなく次の築港町駅で下車。改札や検札は全くない。中間駅同士の乗降は考えていないのだろう。こちらとしても切符をちゃんと持っているので,良心の呵責は全くない。

築港町駅は3駅の中で一番立派に感じた。理由は自分でもよく分からないが,見た目の立派さは屋根の有無や長さに比例するらしい。が,1日の利用客は3駅の中で最も少ない。

それにしても,結局3駅とも似たようなつくりをしている。区別がつかない。1つ1つの印象も薄い・・・。

・・・・・・。

このあと,和歌山港駅まで歩いてみた。本当はここで引き返すつもりだったが,時間はまだある。どうしたものかと思案していると,2002年に廃止された水軒駅のことをふと思い出した。「これだ!」と心の中で叫んで駅を飛び出し,痕跡を求めて再び歩き始めた。


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